株式会社コプログローバルマネジメント

2024.11.26 | 役員ブログ ボーダレスなアジアを目指して

コプログローバルマネジメント 専務取締役の生田泰宏です。
今回はコプログループで、海外進出や海外人材活用の側面から、お客様の事業推進や拡大を支援する役割を担っている当社の思いをご紹介します。

日本では少子高齢化による人材不足が深刻になり、その解決策として、DX推進による業務効率化や、高齢者、女性、そして外国人の積極雇用が推進されてきました。当初、日本企業は海外人材活用に慣れておらず、海外人材活用に抵抗感を持つ企業がほとんどでした。

そこで私たちは、企業の事業成長や収益拡大には“人材”が必要不可欠だと考え、「海外人材サービス」を2017年にスタートしました。私たちの「海外人材サービス」は、単に、お客様に、お客様が必要とする人材を派遣や紹介することだけではありません。日本企業で働くことにより海外人材自身が成長し、また海外人材を活用することで企業そのものが成長することを目的としています。

現在、日本で働くことを希望するアジア人材は、ミャンマーをはじめ大勢います。一方でまた、アジアに進出したい、アジア人材を活用したいとお考えの日本企業も数多くあります。

日本企業で働くことによるアジア人材の成長を支援

日本で働くアジア人材が急増しており、今後更に増えることは間違いありません。しかし、技能実習生制度で見られるように、アジア人材を単なる労働者として活用する企業が多くあります。技能実習生制度の本来の目的は、日本で特殊な高度技術を学び習得し、それを母国に持ち帰り、母国の発展に役立ててもらうというものでした。

そこで私たちは、アジア人材一人ひとりに日本で働く目的や希望をお伺いし、個々の事情や希望に寄り添いながら、日本で働くことにより成長できる企業を紹介しています。日本で働きたいミャンマー人コミュニティ「MJCSN(Myanmar-Japan Career Success Network)」(NPO法人スプリングウォーター)やBusiness School 「結(YUI)」(YUI MYANMAR CO.,LTD)との連携も、そういった活動の一つです。

アジアへ展開する日本企業の成長を支援

一方、アジアへの進出や、アジアでの事業を推進・拡大したい企業もたくさんあり、且つ、増加し続けています。成功の鍵を握るのは、アジア人材を、正しく、上手く活用することにあります。私たちは、同じ考えを持つ企業と一緒に、「知」「育」「活」の順で、まず、アジア(人材)を知ってもらい、アジア人材を育成し、育成したアジア人材と一緒に、「失敗しないアジアへの進出、活用」を実現します。

「知」海外人材、そして現地を知る

「育」海外人材を育成する

「活」海外人材と一緒に海外ビジネスを展開する

7年が経過し、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。コンビニエンスストアをはじめ海外人材が至る所で働くのを目にするようになりました。しかし、現在も人手不足は深刻で、2024年1-10月の人手不足が関連する倒産は244件、前年同期の1.9倍です。また、円安や物価安の影響でインバウンド観光客が増加し、裕福な外国人観光客をターゲットにしたビジネスも増加しました。

私たちコプログローバルマネジメントは、日本とアジアの国、企業や人材が共に成長できるボーダレスなアジアを実現します。

専務取締役 生田 泰宏