『宿泊分野特定技能評価試験』とは、宿泊業界における特定技能資格取得を目指す海外人材を対象に、日本国内およびアジア諸国で毎月実施されている、日本の宿泊業で即戦力として働くために必要な技能と知識を測定する試験です。

『宿泊分野特定技能評価試験』の内容
■出題カテゴリー
フロント業務/広報・企画業務/接客業務/レストランサービス業務/安全衛生・その他基礎知識
■試験内容
- 1号:学科試験は30問、実技試験は6問。いずれも3択形式。
- 2号:学科試験は50問、実技試験は20問。いずれも4択形式
■受験要件
- 1号:日本語能力試験N4以上
- 2号:2年以上の実務経験証明
■合格後の在留資格
- 1号:最長5年間、家族の帯同は認められない
- 2号:在留期間の更新や、条件を満たせば永住資格の申請、家族の帯同も可能
宿泊分野特定技能1号評価試験の最近の受験・合格状況
宿泊分野特定技能1号評価試験についてどんな人たちが受験し、合格しているのでしょうか。
2025年1月15日現在サイトで発表されている10月~11月実施の試験での受験者・合格者・合格率発表をまとめてみました。

ご覧いただくとわかるように、アジア各国で開催されていますが、ミャンマーでの受験者数が突出して多く、また、もっとも高い合格率(90%前後)も記録しており、ミャンマーでの「日本の宿泊業界で働きたい」という希望の高まりを裏付ける結果になっています。
コプログローバルマネジメントのミャンマー人材への支援
弊社では、日本で働きたいミャンマーの若者に向けて、長らく継続的に支援を行ってきました。
MJCSN(Myanmar-Japan Career Success Network)というコミュニティサイトでは、求人情報や働くために知っておくべき情報を多方面から提供しており、また、ミャンマーでは日本語やビジネススキル、業務知識を教えるビジネススクール結(YUI)とも提携し、日本で働きたいミャンマー人を実務面でもサポートしてきています。
現地の大学や専門学校とも連携し、宿泊業界紹介講座や就職サポート、キャリアカウンセリングなども続けてきています。

そうした活動の中でも日本の宿泊業界の人気が高まっているのを感じ、前述のビジネススクール結(YUI)と共同で、ミャンマー人の皆さん向けに宿泊分野特定技能1号評価試験合格対策講座もスタートさせています。
コプログローバルマネジメントの
宿泊分野特定技能1号評価試験合格対策講座
ミャンマー人の日本での就職をサポートしてきた弊社では、日本在住のミャンマー人の皆さんに向けてもサポートを展開しており、2024年2月に、宿泊業特定技能1号評価試験合格対策講座を開催いたします。
既に日本で特定技能や技能実習生等として働いていて、ホテルや旅館で働くことを目指しているミャンマー人の方を対象に、特定技能「宿泊」1号試験を合格するための勉強会を通じて、ホテルや旅館で働くための日本語や業界用語、コミュニケーション能力の上達をサポートします。
「宿泊分野特定技能1号評価試験」合格対策&日本語上達講座・概要
期間 | 2025年2月18日~2025年4月29日 ※都合により日程を変更することがあります 毎週火曜日20:00~21:00 計10回+模擬試験、キャリア面談 |
対象 | 日本在住のミャンマー人(特定技能・技能実習生・留学生・特定活動他)の方 日本のホテルや旅館で働きたいと考えている方 日本語N3レベル以上の方 |
場所 | オンラインにて実施 |
受講料 | 5,000円 ※試験に合格するまで受講可能 |
問合せ先 | contact_cgm@coprogroup.co.jp |
主催 | 株式会社コプログローバルマネジメント・Business School 結(YUI) |
協力 | MJCSN(Myanmar-Japan Career Success Network) |
これからも、コプログローバルマネジメントは、ミャンマー人材が日本で働くための各種支援を提供してまいります。
参考リンク
一般社団法人 宿泊業技能試験センター公式サイト https://caipt.or.jp
出入国在留管理庁公式サイト https://www.moj.go.jp/isa/