コプログループには、コプロ部という部活動制度があり、社員であれば、日本人スタッフも外国人スタッフも誰でも参加できます。
今回は、コプロ部の1つである「登山部」にコプログローバルマネジメントのミャンマー人スタッフ2名が参加してきましたので、その入部理由や活動をご紹介します。

どうして日本で登山をするのか? (ヤダナ・ライン)
私が登山部に入った理由は3つあります。それは「健康のため」、「仲間を作るため」、そして「登山が好きだから」です。
まず一番大きな理由は、健康を改善したかったからです。デスクワーク中心の生活が続き、体力の低下を感じておりました。ジムに通おうと考えたこともありましたが、なかなか続きませんでした。その点、自然の中で体を動かす登山は、自分に合っていると感じました。山頂に到達したときの達成感や、目の前に広がる美しい景色を楽しむことで、体だけでなく心もリフレッシュされ、ストレス解消にもつながっています。

次に、登山が好きな仲間と知り合いたかったことも理由の一つです。一人で山に登るのも良いですが、仲間と一緒だと安心感があり、楽しさも増えます。登山中に見る景色を共有したり、休憩中に話したりする時間は、とても楽しいです。
さらに、「登山が好きだから」という理由も大きいです。小さな山でも大きな山でも、それぞれに魅力があり、自然の中で過ごす時間がとても気持ちいいです。特に、朝早く登り始めたときに見る朝日や、山頂からの素晴らしい景色には、何度見ても感動します。
最後に、自然の中で過ごす時間は、毎日の生活をより楽しいものにしてくれます。日本にいる間に、ぜひ友人と一緒に富士山に登りたいと考えております。ほかにも、いろいろな山に挑戦して、自然の素晴らしさをもっと感じたいです。登山は、私にとって特別で大切な経験です。
大山登山&忘年会に参加して (ユ・ミャッ・モン)
みなさん、最近自然に触れる時間はありますか?
私は2024年12月7日に丹沢・大山(おおやま)の忘年登山に参加してきました。今回の登山は、登山部のみなさんと一緒に、景色や食事、温泉などを存分に楽しむ特別な一日となりました。
今回は、その体験を皆さんとシェアしたいと思います。
大山は、別名「あふり山」とも呼ばれています。この名前の由来は、山頂付近で常に雲や霧が発生し、雨を降らせることからとされています。標高は1252メートルで、関東平野にそびえ立つ雄大な山容が特徴です。大山は丹沢山塊の東端に位置する独立峰で、その美しい自然景観が訪れる人々を魅了します。
大山には「大山阿夫利神社」という有名な神社があります。この神社の創建は約2200年前、人皇第10代崇神天皇の時代にまで遡ると言われています。四季折々の自然美を楽しめることが、大山の大きな魅力のひとつです。

当日は、新宿駅前に集合し、バスで神奈川県へ向かいました。約1時間半後、山麓にある「大山ケーブル」バス停に到着し、ここからケーブルカー駅までは、徒歩で15分ほどでした。
ケーブルカーに乗り、阿夫利神社の下社へ移動しました。車内からは山々の緑と澄んだ冬の空気が広がり、気持ちが洗われるような清々しさを感じました。
下社に到着すると、そこから登山道が「女坂」と「男坂」に分かれています。私たちはどちらを選ぶか迷いましたが、恐らく「男坂」を選んだようです。男坂は急な石段が続くハードな道のりでしたが、自然に囲まれる心地よさが疲れを和らげてくれました。
途中で振り返ると、富士山が見えるポイントがいくつかありました。しかし、この日はあいにく雲に覆われており、その雄大な姿を拝むことはできませんでした。紅葉のピークは過ぎていましたが、一部には鮮やかな赤や黄色の葉が残っており、その美しさに心が癒されました。
自然が織りなす美しい色彩に感動しながら、一歩一歩進んでいきました。
ようやく頂上に到着すると、視界が一気に開け、目の前に広がる絶景に心を奪われました。富士山こそ見えませんでしたが、相模湾や周辺の山々が一望でき、頂上ならではの壮大な風景を楽しむことができました。頂上で食べた豚汁は、寒い冬の日には最高のごちそうでした。温かくて、体に染み渡るその味わいは、頑張って登ったご褒美のように感じられました。

下山もまた石段が続き、体力的にやや大変でしたが、友人たちと話をしながら楽しい時間を過ごしました。
登山後の楽しみといえば、温泉と美味しい食事ですね。この組み合わせは、疲れた体と心を癒してくれる最高のご褒美です。
今回は「広沢寺温泉玉翠楼」の温泉で体をリフレッシュし、広沢寺温泉の名物「しし鍋」をいただきました。イノシシ肉の旨味がたっぷり染み込んだ味噌仕立てのスープは、登山後の冷えた体にぴったり。野菜もたっぷり入っていて、栄養満点です。その他、地元野菜の天ぷらも食べました。

そして、広沢寺温泉で忘れてはならないのが「タガメサイダー」です。初めて聞く名前に驚きつつも、せっかくなので挑戦してみることに。グラスに注がれたサイダーは、ほのかにフルーティーな香り(リンゴかなぁー)が漂います。意外にも爽やかな味わいで、しし鍋の後の口直しにぴったりでした。
一日の旅を終え、私たちは新宿駅で解散しました。それぞれ別々の家へ向かう途中、楽しかった一日を振り返りながら、また来年も登山しようと心に決めました。
丹沢・大山の登山は、美しい自然や歴史、そして登山後の温泉と食事を楽しめる旅でした。