2024年9月27日(金)沖縄にて、沖縄県内のIT企業様を対象に、オフショア開発に関する情報交換会を開催しました。
沖縄では、1万人規模のIT・DXの展示会商談会「リゾテックおきなわ」の開催や、一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター様の運営するWEBサイト「ITブリッジ沖縄」によるサポートなど、IT企業の誘致や事業サポートが盛んにおこなわれています。
また、ITに限らず全国的に人材不足が課題となっている今、沖縄はアジア各国と近いという立地から、アジア各国との協力によるシステム開発体制=オフショア開発の需要が高まっており、かつ、オフショアを活用した安定的な開発が求められています。
そこで今回は、当社のミャンマー現地法人CGM Golden Land Co., Ltd の最高技術責任者 Kyaw Soe Naing (チョー・ソー・ナイン)とYUI Myanmar Co., Ltd 最高経営責任者 Kyaw Swar Tun (ジョー・ズワ・トン)の2人とともに、オフショア開発の現場のリアルな声やこれまでの経験から培ったノウハウなどをお伝えしました。

情報交換会の主な内容
●ミャンマーやオフショア開発現場の現状
ミャンマーの現状や学生たちの日本での就職意向、CGM Golden Landのメンバーの様子などをお話ししました。
●オフショア開発の成功事例紹介
東京・沖縄・ミャンマー間でのプロジェクト事例や、期間・体制についての具体的な内容をご紹介しました。
●内地直オフショア開発 vs 沖縄経由オフショア開発
体制やコストの違いを比較し、沖縄を経由したオフショア開発の利点について議論。また、ミャンマーのエンジニアの特長や教育背景について解説しました。
●日本で働くことを希望するエンジニアの現状と課題
日本語能力や教育の状況、さらに日本でのキャリアを目指すエンジニアに関してお話ししました。
●質疑応答、情報交換
ご参加いただいた方からは、「会社が沖縄の郊外に立地しているため海外人材の皆さんに実際に来てもらえるか」といった心配の声も上がりましたが、実際に沖縄で働く海外人材の方から「沖縄は気候が合うためどこでも住みやすくてよい」という声があるということをお伝えしました。
また、当社のご紹介の中でお話しした「ブリッジSEは日本語が堪能」「プログラミング言語は各種対応可能」「長期で対応しているケースもある」といった点も安心できるポイントとして評価いただき、オフショア開発に対する理解も深めていただけたようです。
意見交換会終了後には、実際のミャンマー人エンジニアの様子を見たいというご希望もいただきましたので、ミャンマーへの視察をご提案させていただいております。
これからも、コプログローバルマネジメントは沖縄を拠点にしたITビジネスの発展をサポートすべく、ミャンマーをはじめ、アジア各国との連携を強化してまいります。
今後も定期的に情報交換会など開催する予定ですので、ご興味ございましたらぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。