こんにちは。コプログローバルマネジメント 代表取締役社長の金田です。
新しい年が始まりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
2025年は、当社にとって大きな前進の一年となりました。沖縄を中心にITエンジニアの採用が順調に進み、取引先企業の皆さまと信頼関係を深める動きが続きました。
一方、日本国内では少子高齢化の進行により、人手不足がますます深刻化しています。特にIT・物流・宿泊といった労働集約型産業では採用競争が激しく、企業は従来の採用手法だけでは人材を確保しにくい状況が続いています。こうした背景から、海外人材を含む多様な人材戦略が求められるようになり、企業の人材マネジメントそのものが大きく変わり始めています。
このような環境変化は、当社の事業に対する期待を高める追い風となっています。2026年も、ミャンマー人材をはじめとする東アジアの海外人材の価値をさらに広く伝えながら、多様な業界での活躍の場を広げていく一年にしてまいります。
倉庫業における特定技能開始に向けた準備と新しいモデルづくり

現在、当社が特に力を入れているのが、2027年に特定技能制度への追加が予定されている「物流倉庫管理」分野における取り組みです。開始まで約1年となりました。ミャンマー人材が実際に倉庫で働く現場をモデルケースとしてグループ会社で整えつつ、複数の倉庫企業と協業し、業界全体に新しい提案ができる仕組みづくりをグループ全体で進めています。
物流業界全体を見ても、EC需要の拡大や人手不足の深刻化により、構造的な変革が求められています。自動化やロボティクスの導入が進む一方で、現場を支える人材の確保は依然として大きな課題です。こうした状況の中で、海外人材の活用は業界の持続的成長に欠かせない選択肢となりつつあります。
当社としては、単なる人材紹介にとどまらず、物流倉庫業界全体の課題解決に寄与するパートナーとして、海外人材の活用モデルを提示し、グループ全体のシナジーを最大化していきたいと考えています。
海外人材の価値を高め、活躍の場を広げる
当社における海外人材の中でもミャンマー人材は特にIT領域で評価が高く、採用の流れも安定してきました。政治情勢は依然として不透明な部分もありますが、現地の方々は冷静に状況を受け止め、前向きにキャリア形成に取り組んでいます。当社としてもミャンマーの動向を注視しながら、人材の価値を正しく伝え、安心して働ける環境づくりを進めています。
加えて昨年、これまで文章中心だった企業向けの情報提供のほかに、YouTubeを活用した動画での発信を本格的にスタートしました。YouTubeチャンネル「MIRAISE-海外人材コンシェルジュ」では、海外人材活用に関する不安や疑問を解消するコンテンツを発信しています。

実際に導入事例や働く様子を映像で見ていただくことで、企業の皆さまにとっても理解しやすく、よりリアルに伝わる手応えを感じています。また、動画を通じて成功事例を知っていただくことで、「あの会社がうまくいっているなら、うちもやってみよう」という自然な広がりが生まれればうれしいです。
特に宿泊業界では、地方の旅館を中心に人手不足が深刻化しています。しかし、一人二人の採用では安定的な事業運営につながりにくいという課題があります。大量採用による事業拡大と、採用した方々のキャリア形成をどのように支援していくか。この両輪を実現することが、当社が次に取り組むべきテーマです。宿泊業界の課題は依然として大きいものの、こうした情報発信を通じて、海外人材の活用に対する理解と評価を高め、企業の皆さまにとって頼れるパートナーであり続けられるよう取り組みを進めていきます。
世界情勢は依然として不安定で、台湾海峡や中東、米中関係など、さまざまなリスクが取り沙汰されています。しかし、こうした不確実性の高い時代だからこそ、企業は多様な人材を柔軟に活用し、変化に強い組織づくりを進めています。当社としても、リスクを冷静に見極めながら、私たちが果たすべき役割を丁寧に積み重ねてまいります。
代表取締役社長 金田 浩邦