株式会社コプログローバルマネジメント（以下、当社）は、タイに逃れるミャンマー人への就職支援を目的とした新プロジェクトを開始いたしました。
本プロジェクトは、NPO法人スプリングウォーターが主催する「MJCSN（Myanmar-Japan Career Success Network）」の運営支援の一環として実施します。
MJCSNは、日本での就職・転職を希望するミャンマー人材を対象としたコミュニティです。キャリア面談や企業とのマッチング支援、就職セミナーの開催などを通じ、継続的かつ実践的な就労支援を行っています。
本プロジェクトの背景
ミャンマーは2011年以降、「アジア最後のフロンティア」と呼ばれ高成長を遂げてきましたが、2020年の新型コロナウイルス感染拡大および2021年2月1日の軍事クーデターによる経済制裁の影響で、経済状況は急速に悪化しました。
さらに、若年層の多くが十分な教育機会を得られず、将来への展望を見出せない状況にあります。2024年2月10日には、ミャンマー国家統治評議会（SAC）が国家兵役法（徴兵制）を発表し、若者の国外流出が加速しています。
また、日本貿易振興機構（JETRO）のレポートによれば、現在タイには約680万人のミャンマー人が就労しており、そのうち約185万人が労働許可を取得しています。これはミャンマーの人口の10％以上に相当します。
本プロジェクトの趣旨
こうした状況を踏まえ、当社はMJCSNと連携し、タイに逃れるミャンマー人材への就職支援を強化します。
タイにいるミャンマー人向けの日本での留学&就職イベント（7/27、8/11実施予定）や、個別相談会、キャリアカウンセリング、さらに「宿泊分野特定技能1号評価試験」および「自動車運送業分野特定技能1号評価試験」の合格対策講座などを実施してまいります。
日本で働くミャンマー人材は、真面目で勤勉、日本文化への順応性が高く、日本語能力にも優れており、多くの企業から高く評価されています。
本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、日本での雇用機会の提供にご協力いただける企業様を広く募集しております。
ご賛同いただける企業の皆様はぜひお問合せフォームよりご連絡いただけますと幸いです。
ミャンマーの若者たちが新たな一歩を踏み出せるよう、皆様のご支援をお願い申し上げます。
